㈱北川

葬送儀礼を通し、伝統文化の継承と新たな文化創造の為に常に改革の心を持ち続けます。

昭和４６年の創業当時は、地域やお寺で祭壇を貸し出すところもあった為、野道具や消耗品仏具などの販売業という色合いも濃かったものと聞いております。そこから、白木の彫刻祭壇の設営、宮型霊柩車の導入、生花祭壇、洋型霊柩車へと移行し従来の物品販売業から葬祭サービス業へと変貌していく中、ジャンバーに前掛け姿からスーツを着、通夜、葬儀の立ち会いや司会、御遺族や故人の要望をお聞きしながら１件１件のお葬儀を創り上げていくという業態に移行して参りました。

私は学業を無事に終え、様々な職種を経た後に安易な気持ちで「俺、葬儀社継ぐからどこか修業に出して」と両親に伝えました。現 清月記は、当時すがわら葬儀社として仙台市青葉区北中山に本社を置き県内でも稀に見る伸長率を誇る葬儀社となっておりました。そこでおよそ半年の修業をさせて頂いた訳ですが、通夜や火葬場での立ち会いや各種の打ち合わせをして無事滞りなくお葬儀を終了し、お客様から「ありがとうございました」と言ってお褒めの言葉を頂いているのを目の当たりにし「これは面白い仕事だ。一生やり続ける、遣り甲斐のある仕事だ。」と確信し、この会社に戻ってからも数々のサービスと新しい事をし続けてきたつもりです。

「無くてはならない葬儀社」になりたい。１番になりたい訳じゃない。１件１件のお葬儀という御遺族様の御不幸を通して「私の時も貴方にお願いするから」と言われる人材を擁する葬儀社を目指したい。その積み重ねをしていけば結果として１番になる。

無くてはならない葬祭サービス業者として地域に根差した「葬祭会館ハートホール」を建物だけではなく、よりお客様目線で改革をし続け、故人様はじめご遺族様により良いサービスの提供をし続ける人材を育成しながら「ハートホールで、お葬式をして良かった」と言って頂ける葬祭サービス事業者として今後も邁進して参ります。

株式会社北川　代表取締役　北川宏道