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葬儀で失敗しないために

 葬儀は、突然やってきて2日から3日程度で終了します。全てが短い時間の中で決断し実行しなければならず、葬儀が終わってから「ああやればよかった」「こんな筈ではなかった」などと後悔することが多いようです。葬儀はやり直すことができません。以下は、葬儀で失敗しないための留意点です。

平素から家族で葬儀について話し合っておく

 親の死や葬儀の話など言い出し難いものですが、平素の会話の中でどんな葬儀がいいか、どのような希望をもっているかなど話し合っておくことが大切です。
最近は、エンディングノートや遺言書などで自分の希望や考えを家族に伝える人々が多くなっています。

親戚、知人・友人など周囲の人々の想いを忘れずに

 最近、本人の意思を尊重して身内だけの「家族葬」にする場合が増えていますが、本人と親しかった人の想いにも充分配慮したいものです。身内だけの「家族葬」が終わった後で、葬儀に参列できなかった親戚や友人・知人が「せめてお焼香だけでも」と次々と自宅に訪れ、その応対に遺族は疲労困憊してしまい「ちゃんと葬儀をすればよかった」と後悔した事例もあります。

信頼できる葬儀業者を選ぶ

葬儀は、業者選びが重要であり、葬儀の成否は葬儀業者選びで決まるといえます。
(業者選びで9割が決まる)
葬儀業は、許可、認可、届け出など法的規制が全くなく、だれでもが葬儀業を行なうことができます。
中には電話一本で取次ぎ、斡旋を行なっている者やインターネットで斡旋する者など顔の見えない葬儀ブローカーも一部います。

〇インターネット紹介サイトでの注意点
Ⅰ.インターネット紹介は紹介費用かかります。その分葬儀費用にあてた方がよろしいかと思います。
Ⅱ.低価格で表示されてるものは追加費用が多く発生することがあります。事前の確認が必須。

〇信頼できる葬儀業者を選ぶには、次の点に留意することが大切です。
Ⅰ.店舗や葬儀会館を持っているか。
Ⅱ.事前相談に応じてくれるか。
Ⅲ.地元の習慣やしきたりを知っているか。
Ⅳ.地元の評判はよいか。
Ⅴ.厚生労働省認定審査制度「葬祭ディレクター」等業界で取組んでいる資格を持っている人がいるか。業界団体の事前相談員資格制度をもっているかどうか。

自分の考えや希望をはっきり言う

 家族をなくした喪主・遺族は、悲しみの中で精神的にも不安定で、知識や経験も乏しく自分の考えをはっきり言うことが困難な状況にあります。このような状態の中で「何も判らないのでよろしく」と葬儀業者に白紙委任をしてしまう場合があります。
「こんな筈ではなかった」と後悔しないために自分の意見・要望ははっきり言いましょう。
Ⅰ.葬儀の形式、規模、予算など自分の考えを伝える。
Ⅱ.解らないことは納得いくまで説明を受ける。
Ⅲ.素人判断をしない。
Ⅳ.全てにおいて無理をしない。
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