佐野市と災害協定
栃木県葬祭事業協同組合と佐野市は3月26日、災害時における棺及び葬祭用品の供給等並びに遺体の搬送等
の協力に関する協定を締結しました。
佐野市役所で行われた協定の締結式には、小林正勝理事長と金子裕市長が出席し、協定書に調印しました。
この中で、金子市長は「災害時の棺や葬儀の問題は避けては通れず、能登半島地震もあったことで
その重要性を感じている」とあいさつ。
協定では、地震や豪雨などの大規模災害によって多数の死者が発生した場合、市からの要請に基づいて
組合に加盟する葬儀業者が棺や葬祭用品を提供する他、優先的に遺体を搬送することになっています。
県内では真岡市や市貝町などで同じような協定がすでに締結されていて、佐野市で8例目です。
小林理事長は「災害で死者が出ることはないほうがいいが、起きてしまった場合に備えてできることには
しっかりと取り組みたい」と話しました。
- 更新日時:2024年03月27日|カテゴリー: